[ゲスト記事11]「TAKA」の平沢ギターをkimiは聴いたか!?[イアラさん]

久しぶりのゲスト記事です。
「電子降る日記」4回目登場のイアラさんの記事です。
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ソノ・マニアックス

三界は三回出た!(三界の人体地図)

カセット・マニアックス

今回は平沢プロデュース、そして全面的ギター参加の
TAKAの「TAKA」の紹介記事です。それでは、どうぞ
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今回皆さんにご紹介するのは、知る人ぞ知るTAKAの「TAKA」です。
TAKAさんはかつて平沢ソロのサポートをしたり、現在は小西健司とのユニットTKMFで活躍されています。
ギタリストの平沢進に興味があるならこのアルバムは必聴です。
くくりとしては打ち込みをメインとしたデジタルポップスでしょうか。
クレジットを見ると
SUSUMU HIRASAWA:all guitars except track 2 & 9, keybords, effects
となっており、ギタリストとして参加しているのがわかります。

アルバム自体は
produce by SUSUMU HIRASAWA
co-produce by YUICHI KENJO
recorded and mixed by MASANORI CHINZEI
と当時の平沢組が全面バックアップの力の入れよう。

全編を通してギタリストとして参加した平沢のプレイが聴けるのは
おそらくこのアルバムだけではないでしょうか。
しかも、お仕事ではあるものの全てにおいて平沢色が強く出たギタープレイが聴けます。
平沢のギターに興味がある馬の骨の皆様は必聴です。
全曲簡単に印象を書いてみたので聴くときの参考にしてみてください。

TAKA.jpg

1.Jelly Fish
シンセベースが心地よいアルバムトップを飾るポップナンバー。 
 平沢のギターは間奏のみだが、平沢丸出しのソロ。
 トレモロアームを用いた存分に平沢を感じられる一曲。

2.Shelly
 ミドルテンポのややバラードよりの一曲。
 歌詞カードのクレジットではrhythm guitar on track 2 YUICHI COUNOとなっている。
 何をもってリズムギターと言っているのかわからないが、サビのパワーコードのバッキングを指しているのだろうか。
 平沢はギターソロを担当、シェブロンのようなメロディアスな指運動フレーズが爆発している。

3.手紙
 泣きのバラード曲。
 元カノからの結婚を知らせる手紙を受け取り感傷に浸る男の歌。
 メロディの美しさと歌詞の切なさで個人的に一番好きかもしれない、つくづく男は愚かだと気付かされる一曲。
 残念ながら平沢の出番はなし。でもいい曲。

4.I say I love you
 イントロから平沢のトリッキーなスラップベース風ギターを堪能できる曲。
 随所に平沢フレーズが散りばめられているが、フレーズは難解を極める。
 そして極めつけはギターソロ、お得意のオクターブ上から下へと飛びまくり、トレモロアームとの絡みが秀逸。
 平沢のヘンテコギター好きなら必聴のナンバー。
 余談だが、TAKAのインディーズ版にも同じ曲が収録されており、同じようなギターを別の人間が弾いている。
 平沢のアレンジと聴き比べると大変興味深い。

5.Natural
 Aメロからディストーションギターが鳴っているが、クレジットを見るとTAKAによるサンプリングギターのよう。
 しかし、要所要所に挿入されたリバーブが効いたクリーントーンのギターは平沢が弾いている気がする。
 平沢色は全くないが、ギター少年がはじめに練習するスケールそのままのもの。
 意図的に大嫌いなチョーキングもしており、どうだとばかりにしたり顔をした平沢が目に浮かぶよう。
 もし平沢が弾いているとすると、あまりにも”普通”のロックギターで恐ろしくレア。

6.Hyper Angel~元気の素はkimiの笑顔~
 曲名からぶっ飛んだスーパポップナンバー
 すっぴんビーム、セラミックなkimi、元気の素はkimiの笑顔など時代を感じる詞のオンパレード。
 デジタルポップスというのがしっくりくるシンセが印象的なナンバーだが
 平沢は後半のサビで、エラユニのタッチミーの如く16ビートのコード弾きを披露している。
 後半1分半ほど弾き続けているので、気恥ずかしい歌詞とともに平沢のロックギターを堪能していただきたい。

7.おしえて
 突然の通り雨の中、恋人同士傘もささずふざけ合うという青春を描いた一曲
 平沢はMOON TIMEのようなアコギプレイを披露。
 40秒以上弾きまくるなんて自分のアルバムでもない気がする。
 さらに曲終わりの1分間他の楽器を殺さない程度のフレーズを弾きまくっているのがすごい。
 夏の終わりと恋の終わりを絡めてくるあたりさすがTAKAといったところか。

8.Everyday
 前編に渡り歪んだギターと平沢的ギターが披露されているが、どれがTAKAさんによるサンプリングギターで
 平沢のギターなのか不明。
 間奏はP-MODELのHTTPを彷彿とさせるが・・・
 
9.crying
 この曲はインディーズ版でもギターを弾いているHIROYA OKUMURA氏によるもの。
 
10.またいつかきっと
 アルバムの最後を飾るのはメロウなラブバラード
 日常の思い出と共に「もう会えなくなるね」や「サヨナラは言わないよ」と別れを感じさせる一曲。
 平沢はギターソロのみ。2曲目以上にメロディアスにシェブロンしているギターソロは平沢にしか弾けない。
 アルバムのラスト40秒を平沢の胸キュンギターソロでしめるあたり当時のポリドールの力の入れ具合を垣間見た。
 
いかがですか、とっても聴きたくなってきたでしょう。
歌詞はキミが一貫してkimiと表記されていたり、少し気恥ずかしい部分もありますが
全曲ポップで適度にピコピコしておりおすすめのアルバムです。
ギタリスト平沢進をご堪能ください。

ちなみに、TAKAさんはインディーズ時代に「SELF」というアルバムを一枚リリースしています。

TAKA2.jpg

SELFの中から5曲ポリドール版でリメイクされています。
当然平沢は参加してないのですが、こちらにはTAKAの師匠4Dの小西健司が参加しています。

TAKA3.jpg

良くも悪くもインディーズで、泥臭さも感じる一方ここまでやってしまうのか!とも思います。

収録曲
1.Everyday
2.I Say I Love You
3.Crying
4.Decayded JAPAN
5.Human
6.I Can't Say だいきらい
7.Heaven
8.おしえて
9.悪いのはKimi
10.またいつかきっと
11.都会のKimiは

ポリドール版を挟んで3rdアルバム「LIFE」もリリースしていますが、未入手。
ご本人に確認したところ、もう手にはいらないよwとのこと。

長々と紹介したアルバム「TAKA」ですが、現在入手困難です。
つい先日までAmazonで300円とかだったのですが、私がステマしたせいで現在7500円まで高騰し
ています。(スミマセン)
ブックオフとかで見つけたら即買することをおすすめします。

以上雑駁になりましたが、読んでいただきありがとうございました。
では、何かご意見ご質問ごいちゃもんございましたら、Twitter @iara_at_fggまでどうぞ。
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ネオバラッド しゃくなげ荘LIVE

先日、福岡の外れのほうの地にある旅館、しゃくなげ荘という旅館で
ネオバラッドのLIVEがありました。
まず、ボクは最初に断っておきますが、ネオバラッドのコアなファンでは
ありません。そもそも今回のLIVEが初ネオバラライブだし。

それよりも改訂P-modelのとき以来、約20年ぶりに上領さんに会って
おきたかったという平Pファンとしての気持ちのほうが実は、遥かに強かったです
⇒注 この文節最後に続く(必読)

添田駅
添田駅

とにかく福岡の外れに立地する旅館であり、片道なんと博多から電車で約2時間
しかもそこから、旅館のシャトルバスで20分というすごい場所。
添田駅という駅でシャトルバスが待機しておりまして、搭乗。
バスは満席でしたが、ネオバラを目的に乗ってる人はボクを入れて一緒に行った
3人だけというのは明らか。と、そこで一人予約してる人が来てないと
運転手さんが。いろいろ連絡とってまして、どうやら一つ前の駅で
降りてしまったよう。なんだかんだで、その人を迎えに行くことになりまして
その駅で搭乗してきた人が、若い女の子でして「100%ネオバラ目的だな」と。
後ろの席に座られたので聞いてみると、その通りでした。ここではその子を
Kさんとしておきます。
道中、いろいろお話を。と、そこでこの「電子降る日記」をKさんが結構前から
愛読してくれていることが判明。他の方からも読んでますよ、と言われたり、DM送って
もらったりすることは、ありがたいことにあります。が、これは偶然ということもあり
とても嬉しかった。あとパラレル・コザックのときにメカノで店長と話してるボクを目
撃してたらしいw。Kさん、今後ともよろしく。不思議な出会いもあるもんだ。

というわけで旅館に到着。いかにもな感じの旅館。会場は畳でお弁当を食べながらの
LIVEです。もちろんそういうLIVEは初です。

ボード
手書きのボード

と、ここで当たり前ですが(笑)結構古い知り合いのクロさん登場。
クロさんとは平沢の「東京異次元空洞」以来に会いました。
相変わらずの上領さん愛に感心。今回のセトリもクロさんに承諾を得て使わせて
もらってます。
今回のLIVEでサインしてもらう用にP-modelの「舟」全ヴァージョンと
(リンク)⇒舟コレクション
「Rocket Shoot」を持って行きました。ネオバラのCDはあえてもっていかなかった。

LIVEスタート。最前席です。上領さんに見えるように複数の「舟」を降ります!
今回は車での移動のツアーということで、シンセドラム。
上領さんのシンセドラムがすごく新鮮でした(これはライブ後に本人にも伝えました)
さちさんのボーカルも、当たり前だけど素晴らしかったなぁ。
ライブ中会場を見渡すと、年配の、民謡好きであろう方々が、手拍子でノリノリ。
この光景は本当に素晴らしかった。暖かいライブでした。

セトリ(クロさん提供)
・じょんがら節
・おてもやん
・ソーラン節
・相馬盆唄
・五木の子守唄
・炭鉱節(バラード)
・刈り干し切り唄
・花笠音頭
・俵積み唄
・大黒舞
・炭鉱節(POP)
・ユンタ。

フライヤー
フライヤー

ライブ終了。帰りのバス出発まで1時間程度あったので、上領さん、さちさんと
結構話せてとても楽しかった。持参のCDにサインしてもらったりしました。
P-model時代のファンとしての想いを伝えれたのが嬉しかった。
上領さん、すごく丁寧で紳士的で、相変わらずカッコよく。昔から、変わらずの
女子人気も当然だなぁと思った。みんな満足して、さあ帰ろう、と。

ここで電車が予定より1本遅れてしまい、なんと1時間待ちにw
この寒い中どうする~的な感じだったんですが、地元の方々にスナック(笑)で
時間をつぶさせてもらえることに。数人から女性と間違われましたが
それは、よくあることなのでw置いといて。
あの時の方々、ありがとうございました。感謝感謝。
無事、帰宅。時間は午前0時を回ってました。疲れた・・・。

続き(まとめ)⇒ネオバラ素晴らしかったですが、今後もボクがネオバラの
コアなファンになるということはないでしょう。しかし、もちろん好きだし、
今回のように近くでライブがあったら参加します。

んで、ここからが本文のまとめなんですが
上にも書いてますが、ライブ中、「民謡をするユニット」を観に来てた
大多数の年配のお客さんの楽しい感じがとても印象に残ってて。
ライブ後もCDを買われてて、さちさんに「民謡最高!」と握手などを
されてる、おじさんの光景なども。
これはライブ後に上領さんにも、しっかりと伝えたんですが
民謡になじみがない、いわゆるテクノ、NW好きな人、そして民謡大好きな人
年齢もさまざま、そんな人たちが一緒に楽しめる。
上領さん自身も民謡をリスペクトしている。それを楽しみながらツアーという形で布教
している。素晴らしいな、とつくづく思い。

今度は博多に来てくださいと、そして呼びたいですと伝えました。
本当に呼べるといいなぁ。どんたくとかいいかなぁ。

シンフォニック・コード&エラーCD+DVD

平沢進 ソロデビュー25周年記念・企画作品シリーズの
第1弾「Archetype」リンク⇒Archetypeに続く
第2弾「シンフォニック・コード」第3弾「エラーCD+DVD」が発売されました。

シンフォニック・コード&エラーCD+DVD

シンフォニック・コード UPCY-6932/3 2枚組

・ポリドール在籍時に発売された「デトネイター・オーガン」の1~3と
「グローリー戦記」から、インスト曲だけを集めた企画アルバム。
どれもオリジナルアルバムで聴けるし、しかもどの作品も平沢ソロBOX「ハルディン・ドーム」にも
収録されている、ということで、「Archetype」よりさらにコレクターズアイテム要素が強い作品です。
コレクターズアイテムとして、とても好感が持てるのは、当時のプロデューサーや監督をはじめとした
インタビュー。そして、この企画シリーズ全てに言えることなんですが
装丁が素晴らしいです。かっこいいです。

エラーCD+DVD UPCY-6934 2枚組

・「サイエンスの幽霊」発売後に発売された、ライブ作品「error」「error CD」

エラーCD
CD
エラーVHS
VHS

をひとまとめにした作品、と簡単に説明できますが、素晴らしいですね。
単純に「error」の初DVD化もそうなんですが
「error」と「error CD」は同じライブを収録してるんですが
収録曲がかなり違い、「error」「error CD」両方に収録されている曲は
「ハルディン・ホテル」「QUIT」「世界タービン」の3曲だけで
これをひとまとめに2枚組としてパッケージングした企画には、ちょっと感動しました。
この企画すべてに言えるんですが、ジャケットも新しい「error」を作るという
意気込みが感じられて素晴らしい。
プロフィール

星野スミレ

Author:星野スミレ
平沢進、P-MODELを敬愛して、26年の
星野スミレによる電子降る日々

(C)Denshi Furu Nikki

This is a blog I, Sumire Hoshino, write about my days and events as a fan of Susumu Hirasawa and P-MODEL. The mainly featured journal pages are about my big collection of CDs and records. I have tried collecting all of the different versions of each CD/record by Susumu Hirasawa/P-MODEL. I hope you enjoy reading it.

My twitter ID is :@sumire_hoshino

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